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2020年度の運用状況

宮園理事長コメント

2020年度第3四半期の運用状況の公表にあたっての宮園理事長コメント

2020年度第3四半期(10月~12月)は、世界的に新型コロナウイルスの感染が再び拡大する一方で、同ウイルスに対するワクチンが普及することへの期待感に加え、景気対策の財政支出や緩和的な金融政策の継続により、国内外の株式市場は上昇しました。また、為替は対ドルでは円高となった一方、対ユーロでは円安が進行しました。このような結果、10月から12月までの運用資産全体の運用実績はプラス6.29%となりました。

当法人は長期的な観点から運用を行い、投資原則・行動規範を遵守し、年金財政に必要な積立金を残すためにしっかりと受託者責任を果たしてまいります。

年金積立金は長期的な運用を行うものであり、その運用状況も長期的に判断することが必要ですが、国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から、作成・公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか、四半期ごとに運用状況の速報として公表を行うものです。

2020年度第3四半期 市場運用開始以降
(2001年度~2020年度第3四半期)
収益率 +6.29%(期間収益率) +3.37%(年率)
収益額 +10兆3,528億円(期間収益額)
うち、利子・配当収入は8,359億円
+85兆3,011億円(累積収益額)
うち、利子・配当収入は39兆5,730億円
運用資産額 177兆7,030億円(2020年度第3四半期末現在)

2001年度以降の累積収益
グラフ

複数の資産に投資することで、リスクを抑えながら期待収益率を上げる「分散投資効果」を用いて、基本ポートフォリオ(長期的な観点からの資産構成割合)を策定しています。

基本ポートフォリオ

運用資産額・構成割合(年金積立金全体)

第3四半期末
(2020年12月末)
(年金積立金全体)
資産額
(億円)
構成割合
[4資産]
構成割合
[債券・株式]
国内債券 423,405 23.64% 49.36%
外国債券 460,422 25.71%
国内株式 452,732 25.28% 50.64%
外国株式 454,194 25.36%
合計 1,790,754 100.00% 100.00%
  • (注1)上記数値は四捨五入のため、各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません。
  • (注2)年金積立金全体とは、年金特別会計で管理する積立金(2020年12月末で1兆3,724億円)を含みます。基本ポートフォリオは、年金特別会計で管理する積立金を含めた年金積立金全体に対し、国内債券25%(±7%)、外国債券25%(±6%)、国内株式25%(±8%)、外国株式25%(±7%)です。また、債券全体50%(±11%)、株式全体50%(±11%)です。
  • (注3)為替ヘッジ付き外国債券及び円建ての短期資産については国内債券に区分し、外貨建ての短期資産については外国債券に区分することとしています。
  • (注4)オルタナティブ資産の年金積立金全体に占める割合は0.67%(基本ポートフォリオでは上限5%)です。