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理事長ごあいさつ

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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、厚生労働大臣から寄託された年金積立金の管理及び運用を行うとともに、その収益を国庫に納付することにより、厚生年金保険事業及び国民年金事業の運営の安定に貢献することを使命としています。

年金積立金は公的年金の被保険者から徴収された保険料の一部であり、かつ、将来の年金給付の貴重な財源となるものです。GPIFが行う年金積立金の運用は、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から、安全かつ効率的に行うことが求められています。

GPIFは年金積立金の市場運用を2001年度に開始し、現在の運用資産額は200兆円規模にのぼります。国際的な分散投資を通じて収益獲得の機会を増やし、世界中の経済活動から収益を得ることにより、市場運用開始後の累積収益額は100兆円を超えています。

2025年度から5年間の第5期中期目標期間においては、長期的な観点から基本となる資産構成割合(基本ポートフォリオ)に基づく運用を着実に実施してまいります。また、収益獲得に向けて運用及びリスク管理の高度化を進めるとともに、サステナビリティ(持続可能性)を考慮した投資を推進してまいります。年金積立金の管理及び運用について被保険者の皆様のご理解をいただけるよう、情報発信にも努めてまいります。

GPIFの役職員一同、受託者としての責任を果たしつつ、被保険者の皆様の利益のために最善を尽くしてまいります。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

年金積立金管理運用独立行政法人
理事長 内田 和人

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