よくあるご質問
- Q損失を出したという報道を目にしました。年金の財源が減らないか心配です。
GPIFは長期的な観点から年金積立金の運用を行っていますが、国民の皆様に対しては、適時適切な情報提供を行う観点から、四半期(3か月)ごとに運用状況の速報を公表しています。
株式や債券の運用によって得られる収益は、短い期間ではプラスやマイナスに大きく振れることもありますが、運用の期間が長くなるほど、プラスとマイナスが互いに打ち消し合うことで、年率平均の収益の振れ幅を小さくする効果が期待できます。(長期投資)。
また、資産運用には「卵を一つのかごに盛るな」ということわざがあります。性質や値動きの異なる複数の資産に分散して運用することにより、安定的な運用成果を目指しています。(分散投資)。
GPIFが2001年度に市場運用を開始して以降、このような「長期分散投資」の実践によって、運用成績は御覧のとおりとなっており、年金財政の安定に貢献しています。