用語集

  • ア行
  • カ行
  • サ行
  • タ行
  • ナ行
  • ハ行
  • マ行
  • ヤ行
  • ラ行
  • ワ行

用語集トップ

デュレーション

債券運用において、利子及び元本を回収できるまでの期間を現在価値で加重平均したもので、将来受け取る予定のキャッシュフロー(満期までのそれぞれの期間においては利子、最終年は利子 + 元本)を最終利回りで割引いた現在価値に、実際に受け取ることができるまでの期間(経過年数)を乗じたものを、それぞれの期間において発生する現在価値の合計で割ります。これは債券投資の平均回収期間を表わします。また、デュレーションは、金利の変動に対する、債券価格の変化率を表す指標としても用いられます。これは修正デュレーションと呼ばれるもので、デュレーションを( 1 + 最終利回り)で除して求めることができます。

例えば、修正デュレーションが1の場合、金利が1%上昇すると価格は概ね 1%下落することとなります。修正デュレーションが大きいということは、金利リスクが大きいことを示します。

なお、MBS、ABSなどについては実効デュレーションを用います。実効デュレーションとは、期限前償還などのオプション性の影響を調整したものです。

例えば、残存期間3年、利子3%(年1回)、最終利回り4%の債券のデュレーションと修正デュレーションは次のように求めることができます。

経過年数 キャッシュフロー 現在価値 デュレーション 修正デュレーション
1年 3円(利子) 2.88円
(3÷(1+0.04))
0.03年
(2.88÷97.22)
2.91÷(1+0.04)
2年 3円(利子) 2.77円
(3÷(1+0.04)2
0.057年
(2×2.77÷97.22)
3年 103円
(利子+元本)
91.57円
(103÷(1+0.04)3)
2.83年
(3×91.57÷97.22)
合計 109円 97.22円 2.91年 2.80
【関連用語】

デリバティブ

伝統的な金融取引(借入、預金、債券売買、外国為替、株式売買等)や実物商品、債権取引の相場変動によるリスクを回避するために開発された金融商品の総称です。金融派生商品ともいいます。基本的なものとしては、その元になる金融商品(債券売買の場合は債券)について、将来売買を行うことをあらかじめ約束する取引(これを先物取引といいます)や、将来売買する権利をあらかじめ売買する取引(これをオプション取引といいます)、将来の一定期間にわたり、あらかじめ決められた条件(固定金利と変動金利を交換など)に基づいて、キャッシュフローを交換する取引(これをスワップ取引といいます)などがあり、これらを組み合わせた多種多様な取引があります。

投下元本平均残高

期初の運用資産時価(※)に期中に発生した資金追加・回収(=キャッシュフロー)の加重平均を加えたものです。総合収益額を発生させた元手がいくらであったかを表します。

※管理運用法人では、市場運用資産については、時価主義、発生主義の会計処理を行います。従って、年度初元本には前年度末評価損益と前年度末未収収益を含み、年度初元本は年度初運用資産時価と一致します。

計算式
投下元本平残=期初の運用資産時価+キャッシュフローの加重平均
キャッシュフローの加重平均=Σi(i番目のキャッシュフロー×i番目のキャッシュフロー発生時から期末までの日数/期中の合計日数)

独立行政法人会計基準

独立行政法人の会計処理及びその財務諸表の監査に当たって依拠しなければならない会計基準をいいます。平成12年に独立行政法人会計基準研究会により定められました。

この原則では、有価証券の評価を行う際には、(1)売買目的の有価証券については、時価により評価を行い、評価差額を損益計算書に当期の損益として計上し、(2)満期保有目的の債券については、原価法(引受価格と券面額との間に差がある場合には、償却原価法)により評価を行うこととされています。

【関連用語】

トラッキングエラー

ポートフォリオのリスクを測定する基準の一つで、目標とするベンチマーク収益率(市場平均収益率)と運用ポートフォリオの収益率との差(超過収益率)の標準偏差で表すものです。

計算方法としては、ポートフォリオの実績の収益率から計算する方法(実績トラッキングエラー)と将来の収益のバラツキについて、分析ツール等を用いて構成される銘柄間の相互依存関係を統計的に推計して計算する方法(推定トラッキングエラー)があります。トラッキングエラーが大きいということは、運用ポートフォリオがベンチマークに対してリスクを大きくとっていることを示します。

【関連用語】

用語集トップ

  • 管理・運用状況
    • 最新の運用状況ハイライト
    • 前年度末の運用状況ハイライト
  • GPIFについて知る
  • 年金積立金運用(厚生労働省Webサイト)

ページの先頭へ戻る